こんにちは。介護病棟の杉野です。
ブログで愛犬のお話を載せておられる方も多いですね。我が家にも、保護犬がいるので、ご紹介したいと思います。ちょっと長くなりますが、どうぞお付き合い下さい。
昨年9月初め、新聞の迷い犬の広告を見て驚いたのを今でも覚えています。
犬種はゴールデンレトリバー、3歳位のメス。大型犬では人気の犬種でもあるのに、迷い犬なんて何故?と気になっていました。熊本市北区楡木で保護され、動物愛護センターに収容されていました。
我が家は大の犬好きで、2年前に、ラブラドールレトリバーを病気で看取って以来、もう一度レトリバーを、大型犬を飼いたいと思って里親サイト、県や市の愛護センターのホームページをよく見ていました。この子も飼い主さん見つかるかなぁ、見つからなかったら見に行こうかなぁと・・・。
しかし、我が家には他にも老犬(16歳の要介護と14歳、共に保護犬)が2頭いるので、新たに保護犬を迎え入れるには、終生飼育、成犬での躾、経済的な事など様々な事に覚悟が必要でした。以前から多頭飼育には慣れていますが先住犬との相性が良くないと飼えません。
保護期間(この期間は飼い主が引き取りに来るかもしれないので譲渡対象にはならない)が終了する日に先住犬を連れて熊本市動物愛護センター(コロナ禍なので予約制になってます)に会いに行きました。
会うなり飛びつく、噛み付く、引っ張るといった元気の良い大型犬でした。
あまりにもやんちゃなので、譲渡してもらうのに、2週間のトライアルも考えましたが、一度迎え入れた子をセンターへ戻すことは出来ないと思い、そのまま家族として受け入れる覚悟を決め、名前をエルムと名付けることにしました。名前は保護された場所、楡木の楡という樹木の英語名から取りました。
家に連れて帰る車の中でも大暴れ!
無駄吠えや自分の欲求(かまってほしい、遊んでほしい等)が通らないと腕を思いっきり噛む、体当たりで飛びつくなど、毎日生傷は絶えず・・・。
てんやわんやで過ごした6ヶ月、仮の譲渡期間を終えて、先日、正式に我が家の家族になりました。
とにかく、人が大好きで、自分を一番にかまってほしい為、体を使ってストレートに、ダイナミックに表現しております。
時には大声でコラ〜ッ!って怒鳴ったり、躾もまだまだ途中ですが、甘えてくる姿はホントに可愛いもので、その姿についつい許してしまう駄目飼い主です。
愛護センターからの譲渡にはいくつかの約束事があります。
終生飼育はもちろんですが、6か月間は仮で前の飼い主が引き取りを希望されたら返還しなければならないこと、避妊去勢手術をしていない保護犬、保護猫は必ず行い、その証明を提出すること等があります。
エルムも条件の一つとして4月に避妊手術をする予定になっています。
手術後に着用する術後服なるものがあります。(これ、結構高いんですよ!)
体重28㎏超の大型犬なので見ての通り、ピンク色の服は、パッツパツ!ピッチピチ!
先住犬との上下関係はありますが、普段は仲も良くて、のんびり寝ている姿も一時の平和な時間です。
手が掛かるほど可愛いと思うのは、親ばか、犬バカな証拠ですね(笑!)
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