事務部の吉田です。少し前の事になりますがGW休暇を利用して熊野古道を歩いてきました。
熊野古道は平成16年に世界文化遺産に登録されている奈良・和歌山県と中心とする古道を指します。道としての世界遺産登録はスペイン/フランスの「巡礼の道」と此処だけ。
八咫烏で有名な熊野本宮大社を起点・終点に道は5方に分かれていますが、今回私はそのなかでも厳しさは別格と言われ、修験者の修行道と称される「大峯奥駆道(累計距離約100㎞、累計標高差8000m超)」をテント泊の重装備ザックを担いで3泊4日を掛けて歩いてきました。
紀伊半島は元より多雨地帯、2日目は標高1700m~1900mの稜線歩きが続く事となりましたが約12時間一度も止む事の無い雨に打たれながらの縦走に体は冷え冷え、晴れていたとしても絶壁に近い箇所の鎖場(ロープ場)を登り・下りの繰り返しに変な汗を掻きまくり、、、。
修験感満載の4日間を経て「甦りの地と言われる熊野本宮大社」に辿りつく頃には流石に心身ともに疲労困憊、これまた思い出に残る山旅となりました。
熊野古道は場所の選択を間違わなければバス停も多く、ほど良いハイキングコースも沢山。外国人を含め老若男女のハイカーが足を運ばれます。九州からはなかなかアクセスの難しいエリアではありますが、機会があれば皆さまにも訪れて欲しいものです。
世界遺産“紀伊山地の霊場と参詣道”
全ての道は“熊野本宮”の聖地につながる
World Heritage “Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range”
All roads Lead to the sacred site of “Kumano Hongu”
~熊野本宮観光協会HPより抜粋~
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