~晩秋の九州最深部でテント泊~

病院事務部

事務部の吉田、久々の投稿です。またまた山のお話。

記憶に新しい9月中旬の台風14号は特に山間部では土砂災害等により甚大な被害を与え、県道・市道・村道・林道の多くが今も通行止めになっております。恐らくそれらの数割の道路は今後復旧される事なく廃道化するものと思われます。とりわけ九州中央(脊梁)山地一帯は道路状況が元来悪い為、しばしば秘境と呼ばれています。テレビ朝日系列の「ポツンと一軒家」という番組で何度も取り上げられるのもその様な理由です。

今回の台風被害によりその険しさが格段と増し熊本県と宮崎県との県境に位置する山々は今後「秘境中の秘境」と称される事になる事でしょう。

仕事が少し落ち着いた10月上旬に、登山を通じて親交を深めた知人と共にテントを詰め込んだ大きなザックを担いで秘境中の秘境のテント泊を企画。毎回ではありますが、概ね私の役目は「運転手」「ガイド」「ポーター」「コック」です。

球磨川源流、超軟水で美味い!球磨焼酎水割りには最高です!!
源流近くの沢でテントを張って野営
晩秋には、鳥兜の花が咲きます。濃い紫色が一般的ですが変異で薄紫色の花弁

 澄み切った空、美味しい空気、遥か遠くまで見渡せる眺望、山の中でしか見る事の出来ない自然林や高山植物、真っ赤の染まる朝日や夕陽、夜は満天の星空、、、尽きる事がありません。

 これから紅葉の季節です。さて今度はどの山を歩こうかな~。

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