コロナ禍の週末

医局

筏(イカダ)というとサバイバルゲームを思い浮かべる人もいると思いますが、それとは違うゲームにハマっている医局の老人です。
昨年からのコロナ禍で病院では抗原テストやらPCR検査やら、病院で自宅でも悶々しているところに、ドライブくらいしようかということで、奥と孫と3人で天草方面へ行くことになったのが2021年の夏のことでした。


 さて、宇土の遠浅の海が広がり、子供の頃に両親と共に泳いだ記憶の残る太田尾の海を見て、三角西港を通過していると、数人の釣り人がいて、ああ釣りもいいな。孫もたのしいかなと考えながら、翌週は山本釣具の店長さんに聞きながら釣り道具を揃えて、いざ三角西港へ。

虫をつけて投げ釣りをすると10cmほどのガラカブちゃん。こんなもんかな、お次はグーフー(フグ)君!。初心者はやっぱりサビキがいいかな、ということで、下カゴにアミエビを入れると、豆アジが一度に2、3匹、次から次へと。小さいけど釣れる釣れるの3人で大興奮。

結果、48匹の小アジが連れて、初回の釣果がその後の週末のほとんどを魚釣りに費すこととなったわけです。
その後,堤防をあちこち、三角東港、鳩の釜港、阿村港、牟田港とアジ、カサゴ、グレ、メバル、キスといろいろ釣れますが、欲は止まらず、もっと大きなものが釣りたい!タイ、黒鯛(チヌ)が釣りたい!YouTubeでチヌを釣る筏釣りが目を惹き、天草でも筏があることを知り、2021年8月29日、3人の筏釣りが始まったわけです。


 筏までは船で渡してもらって、撒き餌の準備をして、長さ150cmの菓細い竿に道糸へ針を直結し、オキアミを刺し餌にして撒き餌をダンゴにして刺し餌を包み込み海に落とす。

ダンゴは15~25mの海底に到着して、魚が突っつくと割れて中から刺し餌が出てきて、それをチヌが食べると、海面の0.3mm径の竿の穂先が微妙にピクピクと動いて、思い切り竿を上げると魚にかかった感触が伝わり、それから魚の引きとリールの巻きとのやりとりが続いて海面に上がればタモですくってヨッシャー!!

 筏の上の8時間はコロナの居ない自分達だけの時間で、淡々とダンゴを握って放って、穂先の動きを見つめて、その間は仕事のことが頭の中から洗い流される。3月27日、何とその日はボウズでした。来週こそ!

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